ほんっとにはじめてのHTML5とCSS3_<svg>サンプル1

Adobe Illustrator で描画したものをSVGで書き出し、
svg要素でHTMLにインラインで埋め込む

Illustratorで書き出したSVG画像を <svg>要素を使って HTML上にインラインで埋め込み、ページの上下を区切っています。
ウィンドウサイズを変えてみてください。SVG画像も追随して拡大縮小し、拡大によって画像が粗くなったりしません。

Illustratorで描いて書き出すだけ

Illustratorから書き出す詳細は「ほんっとにはじめての HTML5 と CSS3」の「[70-1] svg要素でベクターグラフィクスを埋め込もう」記事本文に書いていますのでご覧ください。
ここにもこのページのHTMLコードをざっと載せておきます。
<svg>から</svg>までのコード(6〜20行)は、Illustratorが自動で書き出したものをコピペしただけです。

このページのHTML抜粋です。

<body> <!-- ←bodyの背景は白 -->
<div id="wrap_upper"> <!-- ←画面上部は背景ベージュに指定 -->
  <!--略-->
</div>
 <!-- ↓SVG画像を埋め込む -->
<svg version="1.1" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"
x="0px" y="0px" viewBox="0 0 900 102" enable-background="new 0 0 900 102" xml:space="preserve">
<g id="under">
  <rect fill="#E6DAD8" width="900" height="95"/>
</g>
<g id="middle">
  <path opacity="0.5" fill="#FFFFFF"
  d="M0,61.627C0,61.627,99.72,30,168,30c133,0,217.973,43,384,43c120,0,196-95,347-58v79H0
		L0,61.627z"/>
</g>
<g id="upper">
  <path fill="#FFFFFF"
  d="M0,91c0,0,78.854-55.608,228-58c124.731-2,178.84,47.12,345,43c121-3,190.849-77,327-62v88H0V91z"/>
</g>
</svg>

<section>
<h1>Illustratorで描いて書き出すだけ</h1>
  <!--略-->
</section>

</body>

CSSの要点も書いておきます。

body {background: #fff} /*←bodyの背景は白*/
div#wrap_upper {background: #e6dad8} /*←画面上部のdivの背景をベージュにしました*/
svg {
	width:100%;
    height:auto} /*←svg要素のサイズを指定(この場合はウィンドウサイズに追随するようにしています)*/

このサンプルの場合は、<svg>要素のサイズはウィンドウサイズに追随するように「幅100%、高さauto」にしています。(4〜5行目)
この場合、HTML側の <svg>要素の「height属性・width属性」が不要ですので削除しておきます。

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